この季節になるといつも思い出す。
試験後の帰り道。
たくさんの思い出だ。
試験には落ちた。
落ちに落ちた。
ただ、それだけ。
それが失敗だなんて思っていない。
むしろ
人生に失敗なんてあるわけがない。
本気でそう思っている。
産まれてきたこと、挑戦したこと、それ自体成功じゃないか。
人生に失敗なんてあるとしたら、それは自分で決めこんでいるんだ。
失敗なんて認めない。
認めなければそれはもう成功じゃないか。
例え違う道でも
走り続ける限り
思い続ける限り
生きている限り
それはもう
成功と呼ばずして何と呼ぶ。
俺は死ぬ間際、こう思いたい。
「あ~クソみたいな人生だった。でも、まあまあ面白かったじゃねえか」