最近ニュースで有名人の死去が報道されるたび気力が失われる。
同年代もしくは近しい年齢の方が亡くなる現実。
今まではしてこなかった「人生の逆算」を無意識にしてしまう。
若い時は30歳までに~になる。40歳までに~する。50歳までに~を達成。のように現在を起点に将来に目標を定めていました。
今は全く逆の発想です。
将来の寿命であろう年齢から「できること」を逆算します。「したいこと」ではなく「できること」。
これが私の言う「消化試合の人生」。
無慈悲ではあるが現実的な残された人生時間。
若いころ、司法試験に挑戦している時は全く意識してこなかった。
合格する事だけを考えて今まで走ってきた。将来こうなりたい、とだけ考え走ってきた。
でも、今。
10年後に八神はこの世に存在しないとしたら?
人生やり残したことってない?本当にしたかったことは?でも、、、、。現実的にできることは?
こんな問いがグルグル回って、気力が失せる。
残りの人生を意識した途端、燻っている司法試験への情熱は脆くも闇に葬り去られてしまう。
人間に平等に与えられた寿命というリミット。
皆さんは、自分の寿命を意識していますか?どういう風にとらえているのでしょうか。
一度酒でも飲みながら話してみたいものです。