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法務博士の活かし方

就活

このブログを見ている人で法務博士の学位を持つ者は多いだろう。

法務博士とは、ロースクール修了者に与えられる学位である。

法学博士と混同されがちであるが、似て非なるものである。

分かりやすく言えば、法学博士は、研究者の学位。

法務博士は実務家の学位。

ではこの「法務博士」

せっかく取ったのに、活かせる道は意外と少ない。

せいぜい、公務員試験に合格した後に、号俸が上乗せされる程度でろう。

弁護士資格を有していれば、法務博士はパックとして肩書で生きてくるが、そうじゃなければ、謎の学位となる。

なんとなく法律に詳しそうだな、程度の印象しか与えない。

「末は博士か大臣か」と言われたのも昔。

ここまで博士の価値が暴落しているのも、滑稽である。博士の無駄遣いとでもいった方がいいだろう。

法務博士の活かし方

では、この厄介な法務博士。

何とか最大限に活用するすべはないものか。

「法務博士 採用」とか「法務博士 条件」で検索しても、法務博士を必須とする職種はなかなか見つからない。

パラリーガルや法律事務所の事務職なら見つかるが、給料がパート並みに低い。

法務博士単品では、なかなか戦えない、というのが実情である。

そこで、八神は以下に八神流の法務博士の活かし方を提唱したい。

八神流法務博士の活かし方

冒頭にも述べた通り、法務博士は世間的には何となく法律に強い博士、というフワっとしたイメージしかない。

そのフワっとしたインテリイメージを逆手に取るのである。

雇われて法務博士を安売りするくらいなら自分で作ってしまえばいい。

法務博士×〇〇

例えば、「法務博士×IT」

IT業界で法律職を活かすのである。契約書に関する業務や著作権等、IT業界でも法律に関係する事は避けて通れない。

ITに法務博士という付加価値をプラスすることで、業界の異端を狙うことが可能である。

例えば、私が今書いているブログも広義では、ITに法務博士や司法試験不合格というエピソードを活かしていることになる。

ここで、注意すべきは法務博士×〇〇の〇〇には、なるべく法律とは縁遠い職種を当て込むことだ。

例えば法務博士×医療、法務博士×土木、、、etc。

行政書士×法務博士であれば、もはや数が多すぎてレッドオーシャンである。

〇〇に異業種を掛け合わせて、ブルーオーシャンを狙うのだ。

具体的に何をするかはあなた次第である。

まとめ

いかがでしたか。

八神流の法務博士の活かし方。

せっかく取った学位。

活かすも殺すもあなた次第です。

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