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司法試験と自殺について本気で考えてみた

司法試験

 

おっすおら八神、いっちょうやってみっか!

 

 

さて、今回は司法試験撤退界の神である私が重たい話をしよう

 

真面目な話

 

これはしなければならない

 

 

お前らの中には司法試験不合格で自殺まで考えてる奴、考えた奴、色々いるだろう

 

 

かくいう俺もその1人だった

 

 

司法試験受験者は一般的に優秀な人が多く、その分厄介なことにプライドも高い

 

 

周囲の期待とか背負ってしまって(誰も気にしてないから安心していい)、自分を追い込むんだ

 

 

不合格だった時点で、かなりの確率で厳しい世界が待ち受けている

 

 

年下で自分より学歴の低い奴らと就活で面接なんかしなきゃならん
しかも既卒高齢なもんで、就活は新卒時より明らかに見劣りする会社しか選べない

 

 

何子供みたいなこと言ってやがる
いいから働け  なんて言う奴もいるだろう

 

 

しかし、でも

 

大切なプライドなんだ

 

でもぐっとこらえて前へ進め

 

進むしかない

 

 

腹をくくればこの世界、悪くない

 

 

命がなけりゃこの良さに気付くこともできねえよ

 

 

 

 

実際、俺の知り合いで司法試験受験生で自殺してしまった人もいる。まして消息不明なんてザラだ。

 

俺なりに分析すると、やはり自分への期待と周囲の期待を過度なまでに背負っちまったんだな。プライドの問題。あとは投下資本の回収(会社法みたいだな)が不可能、と認識したことによる自暴自棄、とでもいうか。

 

例えばプライドが全くない人間なら、司法試験撤退後も何の仕事でもやって生きてゆく。

 

 

俺なんかプライドは高いほうだったが、潔く捨てちまったもんだから、自分への期待、周囲からの期待も感じなくなった(そう思い込んでいるというのが正しい)。

 

 

プライドってもんが期待を必要以上にデカくしちまって、撤退後の身の振り方が下手になる。

 

 

もうここまで勉強して時間も金も割いたから、法曹以外やれるか!となっちまう。

 

 

当然といえば当然だ。

 

 

しかし、おまんまを食べて生きていかなきゃならんのだろう?

 

 

生きていくには、その「プライド」、いったんポーンと捨てちまえよ。

 

 

楽になるぜ。

 

 

実際世の中には、学歴なんかなくても、弁護士よりうんと稼いでいるやつたくさんいるよ。

 

 

弁護士より人から「ありがとう!」と声かけられている奴たくさんいるわけよ。

 

 

自ら命絶つんなら、もう一度死ぬ気でプライド捨てて戦おうぜ。

 

 

俺が言うのもちゃんちゃらおかしいけどさ。

 

 

今までしてきた努力を他の事に振り向けてみろよ

 

 

まぁ、一流になれるぜ

 

 

その位のことしてきたんだよ。

 

 

少なくとも俺はお前を認める!

 

 

 

司法試験の構造自体が心を折れさせる

現在の司法試験の構造自体が不幸を生むようになっている。

システム自体に瑕疵があるものだから、システム下にいる人間には瑕疵のある進路が示されることになる。

司法試験のシステムで最も問題のある点は、原則受験自体にロースクールを経由しなければならないということである。

これはロースクール開校当初から言われていたが、各受験生の費用と時間負担が余りに大きすぎるのだ。

記憶に遠いことで、知らない受験生もいるかもしれないが、旧司法試験といわれる試験は、いわば誰でも受験できた。受験自体へのハードルが高くなかった。

それに比べて、ロースクールを経由しなければならないというのは、社会人にとっては一度職を辞す必要があるし、在学期間中の収入が停止してしまうのだ。

予備試験という選択肢ができたので、幾分上記のリスクは軽減されたとはいえるが、予備試験ルートは限定的であり、主たるルートがロースクール経由である以上、重大な瑕疵はまだ存続している。

原因の一つとして、日本の雇用制度も挙げられる。

スクールを経由しなければならず、費用と時間の負担が余りに大きいということ。

コメント

  1. dreaz-valentine より:

    いい話です。これからもこんな、ブログ期待してやす。ゴールデンウィークとか受験から解き放たれたし何かやるんですか?

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